DEATH NOTE
□L
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『うわあああああ!!』
指を噛みながら暴れ出した
『L!!』
ギュッと抱きしめて頭を優しく撫でる
『ワタリ…、私は…悪い子だったんですか…?』
『…違います』
『じゃあ私は何故捨てられたのですか?』
黒い大きな瞳からポロポロと涙が溢れた
『この謎だけは分かりません…』
ロジャーの勧めで両親との思い出を消す事になった
『ワタリ、今から何をするんですか?』
暴れないように手足を拘束された不安げなL
『大丈夫です、痛くありません』
そっと手を重ねた
『私が終わるまでいますから』
『…はい、それなら安心です』
催眠術でLは自分の両親の事を忘れた
これで良かったんだ、彼にとって