DEATH NOTE


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『うわあああああ!!』

指を噛みながら暴れ出した

『L!!』

ギュッと抱きしめて頭を優しく撫でる

『ワタリ…、私は…悪い子だったんですか…?』

『…違います』

『じゃあ私は何故捨てられたのですか?』

黒い大きな瞳からポロポロと涙が溢れた


『この謎だけは分かりません…』







ロジャーの勧めで両親との思い出を消す事になった

『ワタリ、今から何をするんですか?』

暴れないように手足を拘束された不安げなL

『大丈夫です、痛くありません』

そっと手を重ねた

『私が終わるまでいますから』

『…はい、それなら安心です』




催眠術でLは自分の両親の事を忘れた

これで良かったんだ、彼にとって
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