DEATH NOTE

彼は彼女を愛していない
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「おかえり、松田
弥をきちんと送ったか?」

局長達に心配かけないようにぎこちなく笑顔で笑う

「はい、きちんとミサミサを送りました!!」

「そうか、なら休憩していいぞ」

最近…仕事がない

そっと月くんを見る、彼はパソコンの画面を見つめていた
海砂を見る事なんてない
見るのはパソコンの画面だけで海砂と話す事もほとんどない

話すのは竜崎や局長だけ

…月くんは海砂の事、どう思ってるんだろう


月くんの隣にそっと紅茶を置く

「ありがとう、松田さん」

彼は相変わらずパソコンの画面しか見ていない

「……月くん、一つ訊いても良いかな?」

「ん…、どうぞ?」

僕はゆっくり深呼吸をして言った

「月くんは、ミサミサの事本当に好きなのか?」

月くんの手が止まった

竜崎が不思議そうに僕の顔を見ている

局長たちは静まったまま、月くんの返事を待っていた





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