DEATH NOTE
□彼は彼女を愛していない
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スタジオに行く途中、
「松ってさ女の子と付き合ってた事がないの?」
と隣でミサミサが髪をいじりながら聞いた
僕は運転しながらミサミサの方をちらっと見ながら
「いやないよ、まぁ僕も歳だけどね…」
と答える
「じゃあ…キスもした事ないの?」
「え?何…?」
「だからチューだよ、チュー!」
「えー!!」
僕は思わず赤面してしまった
彼女は笑いながら言う
「…じゃあ海砂がファーストキスの相手になっても良いよ?」
「………」
信号が赤くなって車が止まる
「まぁじょう…」
………
目が大きく見開いている、僕はそっと唇を離した
「…ミサミサがしていいっていったから」
次はミサミサが赤面する番だった