DEATH NOTE
□Sweet dream
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「…ってあれ?」
竜崎…あ、いた
ベッドと同化して気がつかなかった
ゆっくりと近付く
「りゅーざき、起きてく」
思わず言葉が詰まった
仰向けで寝てる竜崎の顔…めっちゃ可愛い
直視出来ない
「って起こさなきゃ…」
眠ってる竜崎の肩をトントンと軽く叩く
…やっぱり起きないよなー
部屋で何度も呼んでも起きなかったのに
「りゅーざき」
耳元で囁いてみた
だけど…やはり起きない
………ニヤッ
両手で彼の頬をムニッと掴んだ
「竜崎の変な顔」
ピニョーと左右に長い顔
……思わず吹き出してしまった
「お、良いの見つけた」
割り箸
昨日、一緒にこの部屋でカップ麺を食べた時にコンビニの店員に余計に多く貰った物だった
(この時、竜崎はチョコレートケーキを食べてた)
僕は割り箸を半分に割りそれをまた半分にして竜崎の鼻の下に置いた
そして仕上げはタオルを顔に巻く、と
「ふふふ…あはははははははは!!」
お腹痛い、痛い!!