DEATH NOTE

最期だから…
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「…………………」

私の隣には冷たくなった弥海砂の姿があった


その顔はまるで眠るような
美しい顔で




ゆっくりとノートに近付く

昨日、海砂さんが書いていた場所を見た


其処にあったのは海砂さんの名前と私の名前、エル=ローライトの

エル=ローの部分が書いてあった


ライト

…この名前を書かれていたら

私は死んでいたかも知れませんね




「夜神月…貴方は本当に最悪な人だ」

ノートを静かに閉じ、ワタリを呼んだ


彼は部屋に入り、海砂さんの姿を見て絶句していた




「ワタリ、ハンカチありますか?」




ハンカチをそっと海砂さんの顔に掛けた



「直ぐに夜神月を呼んで下さい、決着を付けます」





海砂さん
貴方は何故そんなにまでして夜神月を愛するんですか?




静かに部屋を出た









***************


弥海砂
眠るように安楽死


***************




-終-
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