DEATH NOTE

告白
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「どうしたんですか、松田さん」

さっきからずっと黙ってただ珈琲を混ぜていた松田はハッと驚いて顔を上げ、私の顔を見るとふっと安堵した

「すみません、寝てたみたいです」

「目がうるんでいますが?」

「…欠伸したから」

「ハンカチ、どうぞ」

白いハンカチを取り出すと彼は弱々しく笑ってありがとうございますと言って涙を拭いた

「好きだと告白されて号泣する人なんているんですね」

「…最近涙もろいんですよ」

「で、私はまだ返事を聞いていないんですが」

「……僕も」

と言って顔を伏せる

「貴方と、同じ気持ちです」


ああまたですか、顔を伏せていますが肩を震わして
泣かないで下さい、寧ろ喜んで下さい
…こんな時、どうすれば良いか海砂さんに聞けば良かったです
海砂さんは告白したらそのままベッドインだのと言っていましたが…、さてどうしましょうか

「りゅ…りゅーざきー」

「何ですか、松田さん」

「涙が止まらないです」




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