DEATH NOTE
□ ご め ん な さ い
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「海砂さんに謝って下さい月くん」
隣にボーと突っ立っている弥をグィッと自分の所へ抱き寄せた
「貴方が弥にやった倍の蹴りを入れますよ」
「………竜崎あの「黙って下さい松田、いえ松田さん
これは私と月くんの問題ですから」
キラ事件の重要な会議中、仕事帰りの松田と海砂が入って来た
…彼女は悪くない
ただ弥は愛しき彼の元へ行っただけだ
『ただいま、月!』
そんな弥に月くんは前に私に食らわしたパンチを…
彼女の頬へ
『月…?』
『海砂、今は大事な会議中なんだ邪魔をしないでくれ!』
『…み、海砂はただ!』
『出て行ってくれ!邪魔なんだ!』
極度の疲労がストレスになって月くんはおかしくなっていました
「謝って下さい」
弥から離れ、ずっと下を向いたままの月くんに一歩ずつ近付いた
「謝って下さい月くん!」
「…僕は」
「もう止めて!」
月くんの言葉を遮ったのは弥だった
「竜崎…さん」