DEATH NOTE

愛のうた
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僕が好きになった相手は世界的な名探偵、僕はその下で働く刑事

いくら好きだって思っても絶対に思いは届かないと思う







「…松田のバカ」

「バ…僕はバカじゃないですよー」

「いえ、貴方はバカです」

こんなやり取りもあった…
真夜中にデザートを買いに行けと頼まれた時だってあった
最初は嫌々だったけど今になったら良い思い出だ

楽しくて
悲しい思い出だ…





「松田さん」

「はい?」

「料理って出来ますか?」

「え…えぇまあ、一人暮らしが長いので」

「そうですか…、また今度私の為に料理を作ってはくれませんか?」

「……………」

「…いえ、無理にとは言いませんが」

「無理なんて言ってませんよ、作ります…というよりも作りたいです!!」


竜崎の為に
誰かの為に料理を作るなんて…無かったから

だから…



「約束…ですよ?」

竜崎はニコッと笑って手を差し出した

「はい、約束します」


…普通は指切りなんだけどな
握手した時の竜崎の手は僕よりも大きかった






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