DEATH NOTE

悪な女
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「見ちゃったんだよね、海砂」

バタンと閉じられた扉、部屋の中にはミサミサと僕だけ

「竜崎さんと松がキスしちゃってるとこ」

「………」

「月のお父さんたちが知ったらどうなるんだろうね…、竜崎さんは残るとして松は…」

笑いながら「クビ?」と手をさっと首の前で横に動かした

「何をしたら…黙っててくれるのかな」

「…海砂ね、月と逃げたいの
今みたいな監禁生活なんてもう絶対に嫌!…だから松、逃がして?」

「……!それは「駄目だって言ったら海砂、さっきの事言っちゃうよ?」

「くっ……」

言いたい事ばかり言って…


『海砂さん、松田さん
二人で何のお話をしてるんですか?』

「…竜崎…さん、いつの間に…」

扉が開き、竜崎が僕たちの前に現れた

「まぁ貴方たちの話は聞こえていましたが」

「なら話が早いわ、竜崎さん…キスの事をバラして欲しくなかったら海砂と月を…」

「良いですよ」

「え…」

「ちょ…竜崎!?」

「海砂さん、バラしたかったらバラして貰っても結構です
私たちはそういう関係ですから」

そう言うと竜崎はミサミサの目の前でキスをした
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