DEATH NOTE
□指
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「暇…ですね」
いつものように竜崎は親指を口にくわえた
「何を言ってるんだ、暇じゃないぞ、竜崎
…あとその癖止めろ」
「……何故ですか?」
大きなパンダのような目が俺をみる
そんな目で見られると返答に困ってしまう
「甘いんですよ?私の指」
………は?
「だから、私の指は甘いんですよ
…舐めてみますか?」
「いやいやいやいや!!」
ちょっと興味はあるにはあるが…プライド的に絶対にやらない!!
「そうですか、残念です」
本当に残念そうに言うと彼はまた指をくわえた
-終-
「ホントに甘いのか竜崎?」
「はい、本当です」