銀魂
□マヨラーとミントンバカ
1ページ/5ページ
「…………げほっ」
さっきから咳が止まらない
やっぱ風邪だったのかなぁ
今俺は自分の部屋の中で寝ている
他の人たちは仕事、多分この屯所内にいるのは…俺だけ
「…あーあミントンしたいなぁ」
さすがにガバディ連発はキツイ
ガラッと襖が開き、沖田隊長がひょこっと顔を覗かせた
「…もう起きたのかィ?」
「あ、はい
…まだ咳は止まらないんですけ」
言い終わらない内にまた咳が出る
これじゃあ…ろくに会話も出来ないよ
「…ふ」
「…今、笑いませんでした?」
「笑ってないですぜ?」
「………」
「………」
「…えーと、何しに来たんですか?」
ずっと寝たままの俺を見下ろす沖田隊長、見下ろされるのって…何か嫌だ
「んーと、暇潰しでさァ」
「あ…そうですか…」
何か聞いて悲しくなったのは何故…
「あんまり此処にいると風邪引い「総悟いるかー?」
ガラガラと次は局長が入って来た
「おいザキは風邪引いてんだぞ、…大丈夫か?」
「大丈夫です、ありがとうございます局長」
そうか、と小さく笑って沖田さんを見た