銀魂

ムカつく
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「銀八先生…」

放課後の誰もいない教室で
いない先生の名前を何度も呼んだ
…何故かは分からないけど




「猿飛ってホントに先生が好きなんだな…」

「…………!!」

其処にいたのは隣の席の山崎だった



「ジミー…驚かせないでよ
何?私は今、銀八先生とあんな事やこんな事をしていたのよ
邪魔しないでくれる?」

「別にアンタの妄想になんか興味ねーよ
ってか俺はジミーじゃなくて山崎だ」

「なぁに、君?もしかしてモテないからって先生にヤキモチ妬いてるの?
バカみたい」

あはは、と笑った
……山崎が少しうつ向いた


あ、気が付いた時には遅い


私、彼を傷付けた?

「あ、あの…」

彼が突然私を抱き寄せてキスした
まだ…先生にしてないのに






私のファーストキスだったのに




"バシッ"






「何をするのよ突然!!」

泣きたくなった
先生とキスしたくて…
待ってたのに、何で











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