銀魂
□銀さん
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ある雨の日、彼が傷だらけの姿で万事屋に帰って来た
「銀ちゃん?!どうしたアルか!!」
「あー、さっきこけただけだよ…こんなん唾付けとりゃ治る」
そう言って部屋に閉じ込もってしまった
「どうしたんでしょ…
銀さん…絶対コケたんじゃないですよね…」
「そうアル、あれは多分自販機の下の100円玉取ろうとした時に怪我した傷アルね」
「いや、それも違うと思うよ…」
銀さん…
晩御飯は要らないって言ってたけど…僕はおにぎりを2つ作った
「銀さん、お腹空いたらこれ食べて下さいね」
部屋の前にそっと置いた
中身は無いおにぎり
食べてくれたら良いけど…
ちらっと机の上に置いた手紙を見た
銀さん当てにきた仕事の依頼、そっと引き出しの中に隠した
銀さんがこれを見つけないと祈りながら