銀魂
□おんぶに抱っこ
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「銀ちゃん銀ちゃん!!」
後ろでトイレットペーパーを持っていた神楽が突然、地べたに座り込んだ
「もう私歩けないヨー、銀ちゃんおんぶー」
「はぁ?お前、ちょっとは考えろよ
俺だってこんなに荷物持ってんだぞ?あと少しだ、我慢して歩け」
しかし神楽は一歩も動こうとしない
「………………」
「あー、分かった分かった
ほら乗れよ」
────────
「銀ちゃんって…背中大きいアル」
「……神楽ってさ胸、ねぇな
こう俺の股関レーダーも作動しねぇしさ、色気もねぇし」
「それ以上言うと首の骨折るアルよ?」
神楽が少し力をいれて首を掴んだ
「レディーに胸が小さい大きい言うなってマミーが言ってたアル」
「そりゃあ、あれだ
お前のマミーも胸小さかったんだよ、きっと」
「そんな事ないアル!!
マミー、こう…ボインってあったある!!」
「知らねぇよ、んな事…ほら着いたぞ」
ゆっくり降りた神楽
「おい、礼はねぇのかよ!!銀さんありがとう、は?」
そのまま部屋の中に戻った
「ったく
(礼もねぇし荷物くらい持っていかねぇのかよ)」