月姫譚-ツキヒメタン-
□03.決意
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夜天からの伝言を受けた神楽達は、天地学園に到着した。
清「あっ!神楽ちゃーん!!」
応接室に入ると、最初に神楽達に気付き、声をかけたのは千石だった。その声を聞いて、バラバラに散らばっていた天空、天羽メンバーも、神楽達の傍へと集まる。
『久しぶりね、みんな』
そう言って微笑む神楽。それを間近で見た天帝以外の者は、顔を真っ赤にして固まってしまった。
凪「…なぁ。
澪が自殺した理由がわかったって…本当なのか?」
凪のその一言で、全員の表情が強張る。
寧「…とりあえず、これを見て?」
全員に配られたのは、青学についての資料だった。
最近の出来事や、通常では知ることの出来ない事等が、細かく記載されていている。
柳「………………桜庭。
この資料は、ドコで手に入れた?」
寧「え?
勿論ハッキングに決まってるじゃないですか♪」
赤「…それって…」
丸「…犯罪、じゃなかったか?」
寧「…………………赤也、ブン太先輩。
何か、文句あります?(黒笑」
赤丸「「狽ネ、何でもありません!!ιι」」
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