ぬらりひょん!!
□2*途絶えた電話
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『どうかしたの…?』
仁「わからん…っ
でも、なにか話そうとした瞬間に電話が切れたんじゃッ」
『…え?!』
「情報を掴むところか幸村達のこともわからなくなったぜよ…
…皆、バラバラになったと考えた方がいいかもしれん」
『…そう……』
ーりまは少し深呼吸して自分を落ち着かせる。そしてゆっくりと口を開いた。
『…じゃあ、これからどうする?
皆は多分1人1人だからあんまり行動しないようにするかな?』
仁「りまにしては賢い考えじゃの」
『だってりまなら迷わずそうするもん。』
ーやはり、りまは女の子。
こんな場所で1人はさすがに怖いからそんな考えが浮かんだのだろう…
と、仁王は思った。
しかし
『だってりま方向音痴だからさー
迷子になって無駄な労力使いたくないしね』
りまはやっぱりりまだった…。
りまにそんな思いがあるなんて思ってしまった自分が阿呆だったと後悔する仁王だった。
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