ぬらりひょん!!
□2*途絶えた電話
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『だから絶対に…ートイレ!!』
仁「それはない。」
ー体育館のドアが岩で封鎖されていたため、岩を取り除き、やっと体育館から一歩だけでた仁王とりま。
だが、早くも意見が割れ、にらみ合っていた。
なんの言い争いかというと…
『だから、男子トイレが一番臭いって絶対!』
仁「何言っとるんじゃ。
男子トイレは臭くない。
今の時代、男子の方が女子より綺麗好きじゃ」
『失礼ね!女の子の方がキレイ好きよ』
仁「いや。そんなことは確実にない。」
『ある!』
仁「じゃありまは女じゃないのぅ」
『なんですってぇ〜ッ』
と、りまが仁王にタックルを決め込もうとした瞬間…
〜♪ポーニョポーニョポニョ魚の子♪
『あ…あれれ…?』
仁「何で突然ポニョが聞こえてきたんじゃ…?」
『りまのケータイがなってる…』
仁「着メロだったのか。
そしてお前さんはまだポニョにしてたのか」
『うるさい!』
軽く(?)パンチをお見舞いし仁王を黙らせる。
仁「ーっ…
…ん?電話…?
かけられるのか…
こんな状況だから電話なんてかけられんと思ったのぅ…」
『!…そう言われてみればそうだねぇ。なんかホラーって圏外になってて電話できなくてキャーッてのが多いもんね。(イメージ)』
仁「で、誰からなんじゃ?」
りまにパンチされた頬を撫でながら仁王が尋ねる。(やはり軽くではなかったらしい)
『あ…ゆっきー
(ピッ)もしもし?』
りまは、痛がっているアピールをする仁王をシカトして、呑気に電話にでた。
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