ザンスク
□Can you become a いい子?
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※ぶっ壊れ注意
「カス共!今日はサンタさんが来る日だ!」
「来ねぇよ」
ザンザスは起きるやいなや、隣で寝ていたスクアーロ相手に濃厚な朝の挨拶を済まし、処理もままならないままスクアーロを引きずりながら談話室に飛び込んだ。
スクアーロはスクアーロで寝込みを襲われた上、髪を引っ張って引きずられて頭皮が剥がれる思いをし、挙げ句今の突っ込みのおかげで朝からコォオの餌食になった。今日はもう良い日になる気がしない。
「まぁボス、朝から元気ねvV処理くらい済ませて来たらどう?」
「ていうかいきなりどーしたのボス?サンタさんなんて…頭打った?」
「よくぞ聞いてくれたベル!」
ザンザスはベルに満面の笑みを向けた。
「今日はクリスマスイブだ!夜にはサンタさんが来るんだぞ!」
プレゼント何貰おーう♪とはしゃぐ上司のその姿は、もはや恐怖でしかない。
誰もがその姿に怯んだが、1人怯まなかった人物が。
「でもボス、サンタさんはいい子の所にしか来ないんだよ?」
「…何だと?」
言葉を発した人物…マーモンを見て、ザンザスは固まった。