終焉の鎮魂歌<レクイエム>

□第八楽章
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「あっ、貴方は…!!」

その言葉が最後まで紡がれることは無かった。

パキンッ

何かが割れるような音がした次の瞬間には、その体は砂となって消えた。

「お休みなさい…」

悪魔のような笑みを浮かべ、少年は冷たい声で囁く。
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