第十章・第十一章・第十二章・第十三章

□第十章・テリィの夢
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「何でアイツも一緒なんだ〜?」

ホテルの近くにあるレストランで食事を取ることになったのはいいが、ドフラミンゴまで一緒とは聞いてないとゾロはミホークに喰ってかかった

それを聞いていたドフラミンゴは指先を動かしてゾロをロビーの床にすっ転ばせた

テリィが慌ててゾロの元へ駆け寄り、手をかそうと伸ばしたが、ゾロはその手をパシッとはたいた

「ゾロ?」

「?…悪ィ、手が勝手に…」

と言った後、今度は刀を抜き、自分の首に持っていこうとした

必死で抵抗するゾロの腕はプルプルと震えている

テリィはドフラミンゴをキッと睨み、

「ディ!やめてっ!」

と言った

その途端、ゾロの体は自由になった

「ぁあ?何のことかな〜(笑)」

「笑い事じゃないよ!ゾロが死んじゃうところだったのにっ!」

「…そんな怒るなよ(苦笑)」

「怒るよ!
もういい!
僕は行かない!
ゾロと二人で食事するから!
行こう、ゾロ!」

そう言ってエレベーターまで歩き出した


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