■OTHER■
□第一章・それぞれの想い
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最初、いつものような雰囲気で食事をとっているのはルフィだけだったが
やはりカリスマ船長!皆その雰囲気に呑み込まれ、終わる頃にはいつもと変わらぬ騒がしい食事風景を展開していた
食事の間、誰もテリィの話題は出さず、ルフィもロビンもそれは話さなかった
皆、食事の後に!との思いが見え見えであったし、ルフィたちが帰ってくる前に「食事が不味くなるから止めよう」との釘も刺されていたからだ
例の洋館に予約している海賊はこの船の反対方角に停泊し、漁船に紛れたこの船の存在には気付かなかった
食器も片づけ、いつもなら一家団らんの時だが
《誰が口火を切る?》
そんな目配せが居心地の悪い時間にしていた
「ナぁ、皆テリィをどう思った?」
ルフィが唐突に皆に問いかけた
一同ドキッとした様子にルフィが不安な表情になった
ナミ「どう…って… あれだけじゃ分からないわ…
一体どうしちゃったの?ルフィ…」