第十章・第十一章・第十二章・第十三章
□第十章・ゾロの嫉妬
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そう言ってソファに座り、足を組み、ドフラミンゴをしらーっとした目線で見た
そして話を続けた
「ゾロが待ってるから長くは居られないよ
僕に話って何?」
「話?」
「ロビーで、話があるって言ってたじゃない
忘れたの?(笑)」
ドフラミンゴは頭に血が昇った
テリィに掴みかかるようにソファに押し倒した
「朝まで帰さねえから覚悟しやがれ!」
「それは困るな〜
ゾロが待ってるのにィ(笑)」
ドフラミンゴはテリィに襲いかかった
抵抗していないにも関わらず無我夢中でテリィの衣服を剥ぎ取るように脱がせた
テリィはゾクゾクと面白がった
ドフラミンゴの嫉妬を煽り、わざと襲わせるよう仕向けたのだ
「ディ、そんなに慌てなくても…
ほら、僕は逃げないよ(笑)」
「なぁテリィ…
初めての夜のこと覚えてるか?」
ドフラミンゴはテリィとベッドの中にいた
「覚えてるよ」
「お前が言った言葉…
気が変になる程愛して…って言ったよな
あの日から…
俺の方が気が変になっちまった…」
ドフラミンゴは深い溜め息を吐いた