■OTHER■

□第二章・誤解と誤算と誤答
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ルフィ
「そんなことないぞ!テリィに会った時、なんて口説こうか考えてるんだ」
ナミ
「…。で、なんて口説くの?」
ルフィ
「仲間になれっ!」
ナミ
「……。
アンタって…。
それよりテリィは本気で、本当に一緒に行きたいって言ったの?」
ルフィ
「う〜〜ん…
じゃぁ本気で、本当か、聞いてみるっ!」

やっぱり…!と頭を抱えるナミ



そんなルフィを罪悪感でいっぱいになって見つめるサンジは

昨日の事をいつ謝ろうかとタイミングを伺っていた


(「別に本気で言ったんじゃねえよ!
ほら、その〜なんだっ…妙な嫉妬しちまったんだ」
………なんて言えるかよバカ!

あぁぁぁぁ〜クソーっなんて説明すれば…)


「サンジ、昨日は悪かったな!」
突然後ろからルフィが、
しかも唐突に何を言い出すかと思ったら謝罪であった

サンジ
「お前が謝る筋はねぇよ、…謝るのは俺の方だ…悪かった…」

何の心の準備もしていなかったサンジの、
精一杯の言葉だった

ルフィ
「よしっ!許す!」
(シシシッ)
サンジ
「っっ!
なんンかムカつくっ」ルフィ
「怒ンなよサンジ〜」
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