短編
□眼帯ラビダー!?
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あるよく晴れた日・・・。
科学班室長のコムイ・リーはヨッシー印のマグカップを持って叫んでいた。
「うあああああああああああああ!!!!!外に出たいよーーーー。リナリーもなかなか任務から帰って来なくて寂しいよぉぉぉーーー!!!」
叫びまくっているばかりで一向に手を動かそうとしないコムイに99%の殺意と1%の信頼・・・・間違えました・・・・
1%の殺意と99%の信頼を抱く科学班の1人リーバー・ウェンハムが声をかけた。
「室長。呼んでもリナリーは早く帰って来ないし、仕事が終わらないと外にも出れないっスよ!!!」
「嫌だ!嫌だーい。外に出たいよー。リナリーに会いたいよ!」
「無理っスよ。仕事してください」
「嫌だーーーー。あっ!!!そうだ」
コムイは突然立ち上がり、実験室に入っていった。
それから数分しないうちに実験室から飛び出してきた。
「フッ、フッ、フッ。出来たーーー!!ジャーーーン!ただのルーレット」
コムイに突っ込みを入れる者は誰一人としていなかった。
ルーレットには、エクソシストの名前が書かれていた。
「何スか・・・・これ」
「ルーレット!!!」
「そんなの見れば分かりますよ。言ってたし」
コムイのそんな言葉に殺意がわきあがってきたリーバー班長・・・。
ルーレットを良く見ると、周りには“ライダー”“シ○ッカー”
“見学”と書いてある。
すると、そこにタイミングよくラビが入ってきた。
「ん?何してるんさ。コムイ。ライダー、シ○ッカー、見学?」
頭上に?を浮かびあがったラビにリーバーが声をかけた。
「あぁ、ラビ聞いてくれよ。室長が仕事もしないでこんなもん作ってるんだ。仕事もせずに」
「そんなに強く言わなくてもいいじゃないかーーーってわけで、ルーレットスタート!!!」
ガラガラ
「何が出るかな。何が出るかな♪」
ピタッ
リナリー・・・見学(任務でいないだけ)
ラビ・・・ライダー
神田、アレン・・・シ○ッカー